コラム
咳止めのツボ5選!咳のタイプ別セルフケア

こんにちは!はり灸ルメリアです。
寒さが厳しくなり、季節の変わり目にこのような“咳”のお悩みはありませんか?
「乾燥する季節になると特につらい」
「寒くなると止まらない」
「たんが絡んでつらい…」
今回は、つらい咳を軽減するツボ(セルフケア)をタイプ別に分かりやすくご紹介します!
ご自身にあったケアができると負担がグッと軽くなりますよ♪
あなたはどの咳タイプ?
まずは症状のタイプを3つにまとめました。
同じ“咳”でも少しずつ異なります。
①乾いた咳タイプ
◻︎喉が乾いた感じ
◻︎コンコンと空咳だけ続く
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乾燥刺激やアレルギー、喉の粘膜が過敏になっている状態。
②たんが絡むタイプ
◻︎ゴロゴロ
◻︎胸が重い
◻︎たんが上がってくる
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炎症・粘膜分泌の増加・気道の過敏反応など。
③何か喉に詰まったような咳払いタイプ
◻︎「ん”ん”」としたくなる
◻︎などの違和感が続く
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微細な逆流・喉の慢性的な刺激・声帯疲労などが背景に。
タイプに合わせたツボ紹介
上の①〜③のタイプに合わせた『ツボ』と『ツボの刺激の仕方』を紹介していきます。また、最後に注意点もまとめましたのでお読みください。

①乾いた咳タイプのかた
ツボ:魚際(ぎょさい)
場所:手のひら側。親指の付け根の膨らみ部分あたり。手の甲との境い目を目安にすると◎
親指の腹で優しく押したり、お灸をするのがオススメです。
②たんが絡むタイプのかた
ツボ:尺沢(しゃくたく)
場所:肘を曲げた時にできるシワの親指側。スジが出るので、スジの親指よりのくぼみ。

お風呂に入りながら少し深めに押すのがおすすめです。もちろん、お風呂以外でも大丈夫◎
③何か喉に詰まったような咳払いタイプ
ツボ:天突(てんとつ)
場所:左右の鎖骨の中央部にある凹み
指を引っ掛けるように真下に滑らないよう優しく押すのがおすすめ。ドライヤーの温風を当てたり、ホットタオルを当てるのもオススメです。
※注意点
セルフケアはあくまで補助的なものです。高熱や倦怠感を伴う場合、呼吸困難、長引く咳は医療機関へ行かれることをお勧めします。
ツボ押しのセルフケアには特別なものは不要
ツボ押しに特別なものは必要ありません。
指を使って場所を問わずできる簡単なセルフケアです。
ご自身の体をいたわる手段の一つにツボ押しがあったら良いなと思っております^_^♪
【この記事を書いた人】
塚平えみり(つかだいらえみり)
鍼灸師 薬膳ケアセラピスト
[はり灸・よもぎ蒸しルメリア]
住所:名古屋市瑞穂区日向町2-11-2


